奄美大島の旅⑤~信頼~

高千穂神社から山を下り、瀬武集落のバス待合の小屋で海上タクシーに電話をした。
1件目では断られた。
バスのおじさんが万が一のためにと2件の電話番号を教えてくれていたのは正解だった。
2件目に電話をし、約1時間後の16:00にこちらに到着するとのことだった。

相変わらずぶっきらぼうなやり取り。
天候も悪く、豪雨の音でお互いに電話の声は聞き取りにくかった。
それでももう私の不安は随分となくなっていて、不愛想な奄美の男を信じられるまでに成長していた(笑)

なによりも、こんな天候の中、瀬武集落にぽつんと一人いる私の方が変なやつでしかない。
怪しまれても当然だ。

船が向こうからやってくるのが見え、私はバス待合の小屋を出た。

大嵐の中、たった一隻の船が私に向かって進んでくる光景に、
不器用な海の男が愛する女の元へ荒波を超えながら真っ直ぐに向かう…
その男を不安を抱きつつも信じて待つ女…
私は勝手にそんなイメージを重ねていた。

男女の関係だけじゃない。
人生において、あれこれと余計な心配をしすぎず、宇宙に委ね信頼し、自分を信じて自分の道を真っ直ぐに生きる。

奄美大島2日目の加計呂麻島の旅は、始まりから終わりまで「信じて委ねる」の1日だった。

私はもう一度だけ「信頼」してみようと思う。

岩戸開きは5回失敗すると言われている。
本当に6回目だ。

数秘術で6は調和・愛を意味する。
六芒星は「統合」のシンボル。

信じて委ねる。

これからもずっと、そうやって生きていこう。
この奄美大島の旅はいつまでも大切にしたい、私にとってとても貴重な旅だった。

*感謝*